中国語長文問題 【中国語検定対策】

初級単語を使った長文を読んでみる

単語が少々と簡単な文法をおぼえたら、文章を書いたり読んだりすることができます。書くのは少し難度が高いですが、読む方はそれに比べると簡単です。

こうした文章は中国語検定試験では4級から登場します。300字前後の文章を読んで問いに答える問題です。

まずは腕試しに100字程度の文を読み、問題を解いてみましょう。問題のスタイルは中検4級の長文問題とほぼ同じです。

長文問題はまだ100字程度の問題1問のみですが、今後増やしていく予定です。もうしばらくお待ちください。

長文問題は短文が連なっているだけ、と先ほど書きましたが、全体のロジックを読み取らなければならないという点で、長文と短文の羅列とはちょっと違います。ですから本サイトで短文を数多くこなす――練習したりテストしたりということは長文読解に役立ちますが、長文は長文で読む練習をしておかないと、全文把握が難しくなります。また300字ほどではありますが、単語がよくわからない文を読み通すには集中力が必要です。これも練習しておかないと身につきません。そのためやや長い文を短時間でいくつか読んでおく練習というのは大切です。

ただし長文の配点は全6問20点ですので、ほかのところで点数が取れる自信があるなら捨てるという選択もありです。ただしこの資格をゲットするという目的だけならばですが。中国語の力をつけたいならこの問題も地道に勉強すべきでしょう。

中検4級、3級の長文問題の特徴

中国語検定試験では4級から長文問題が出題されます。4級3級では300~600字程度の長文を読み、空欄に入れる適切な単語や文の一部の日訳、全文内容と一致しているものなどを四択で選ばせる問題が出ます。長文を読ませてこれらの問題を解かせる出題の意図は、手持ちの単語と文法力で長い文章を読み、言わんとするところがつかめるか、ということだと思います。短い文ならなんとか読めても、数百字もある文章となるとなかなか読めないものです。ただ仕事などではこのような力が必要になるわけで、検定試験のためにこのようなトレーニングをしておくことはいずれ役に立つだろうと思います。

中検4級、3級での長文問題の文字数と問題形式

中国語検定4級3級の過去6回分の文字数と問題形式をまとめました。

中国語検定4級 リスニング問題

文字数 問題形式
第91回 300字程度 全5問 4択形式
第90回 250字程度 全5問 4択形式
第89回 250字程度 全5問 4択形式
第88回 300字程度 全5問 4択形式
第87回 550字程度 全5問 4択形式
第86回 550字程度 全5問 4択形式

中国語検定4級 筆記問題

文字数 問題形式
第91回 300字程度 穴埋め(適切なものを選ぶ)……4問
下線部の意味……1問
内容が一致するものを選ぶ……1問
第90回 300字程度 穴埋め(適切なものを選ぶ)……4問
下線部の意味……1問
内容が一致するものを選ぶ……1問
第89回 350字程度 穴埋め(適切なものを選ぶ)……5問
内容が一致するものを選ぶ……1問
第88回 300字程度 穴埋め(適切なものを選ぶ)……3問
穴埋め(不適切なものを選ぶ)……1問
下線部の意味……1問
内容が一致するものを選ぶ……1問
第87回 550字程度 穴埋め(適切なものを選ぶ)……4問
下線部の意味……1問
内容が一致するものを選ぶ……1問
第86回 550字程度 穴埋め(適切なものを選ぶ)……4問
下線部の意味……1問
内容が一致するものを選ぶ……1問

中国語検定3級 リスニング問題

文字数 問題形式
第91回 500字程度 全5問 4択形式
第90回 350字程度 全5問 4択形式
第89回 350字程度 全5問 4択形式
第88回 650字程度 全5問 4択形式
第87回 600字程度 全5問 4択形式
第86回 600字程度 全5問 4択形式

中国語検定3級 筆記問題

文字数 問題形式
第91回 600字程度 穴埋め(適切なものを選ぶ)……4問
穴埋め(不適切なものを選ぶ)……1問
内容が一致するものを選ぶ……1問
第90回 400字程度 穴埋め(適切なものを選ぶ)……4問
穴埋め(不適切なものを選ぶ)……1問
内容が一致するものを選ぶ……1問
第89回 400字程度 穴埋め(適切なものを選ぶ)……5問
内容が一致するものを選ぶ……1問
第88回 500字程度 穴埋め(適切なものを選ぶ)……5問
内容が一致するものを選ぶ……1問
第87回 600字程度 穴埋め(適切なものを選ぶ)……5問
内容が一致するものを選ぶ……1問
第86回 600字程度 穴埋め(適切なものを選ぶ)……5問
内容が一致するものを選ぶ……1問