シーン別中国語会話「アルバイト先での自己紹介」

この文は典型的な「是構文」（の疑問文）です。「AはBです」という、主語と目的語の名詞などをイコールでつなぐ時に使います。この「是」は動詞です。

「你是中国人吗?」と聞かれて「そうです」と答える時は、「是」とか「是的」などと言います。

参考：　挨拶「同意」

この文は　主語+介詞の「在」+介詞の目的語「这儿（ここ）」+動詞「打工」という介詞を使った文です。

「是的」は「是構文」ではない疑問文の答えとしても使えます。

この文は様態補語を使った文です。様態補語とは動詞の後ろに「得」をつけ、その動作や行為の行われ方がどのようであるかを具体的に説明するものです。主語+動詞+「得」+様態補語という形になります。動詞が目的語を伴う時はやや複雑な形になりますが、この文はそのタイプです。「得」は動詞の後ろにしかつかず、目的語は一般に名詞ですから、たとえは「汉语得」とは言えません。「你说汉语说得不错」または「你汉语说得不错」、「汉语，你说得不错」という形になります。この文はこの２番目、つまり一つ目の「说」が省略された形になっています。この「補語」という概念は日本人にはなかなか理解しにくいものですので、文法項目をよく読んで練習しておきましょう。

この文は　主語+「只」+助動詞「会（トレーニングの結果できる）」+動詞+数量表現の形で、「私はちょっとしか話せません」という意味になります。

中国語で動作の回数や量を言う時は動詞の後ろにきます。日本語では「何年勉強しましたか」と前に来るのと反対です。ところでこの文では「了」が二つ出てきますが、このタイプの文の場合「了」が一つか二つかで意味が変わります。たとえば「学了几年」では「何年勉強したか」で、「学了几年了」なら「勉強して何年になるか」です。後者は語気の「了」がつくことで、現時点からの視点が入ってくるのです。

也:～もまた。日本語の「も」に似ていますが、中国語の「也」は副詞なので動詞を修飾します。たとえば「我也学汉语」という文の場合、日本語の「も」からの連想ですぐさま「私も中国語を勉強している」と訳してはいけません。そう訳せる可能性もありますが「私は中国語も勉強している」と訳す可能性もあるのです。

「吧」：「提案」の語気

参考：　中国語で「頑張れ」

動詞述語文

※名前を教える時、どんな漢字を使っているのかわかりやすく説明する必要があります。自分の名前をどう説明するか考えておくといいですよ。

※挨拶としての「どうぞよろしく」は中国ではあまり使いません。実質的な意味がある時のみ（つまりこれからお世話になる可能性がある時）使います。ただ最近日本語からの影響？で、特にお世話になるとも思えない状況下でも挨拶、マナーとしての「どうぞよろしく」が中国でも広まりつつあるようです。