中国語で自己紹介 【例文・表現集】
中国語の自己紹介の例文や言い回しなどを紹介します。名前や誕生日、年齢、出身地域、趣味、ビジネスの場面、連絡先、などなど。様々な場面を想定した中国語の自己紹介の表現集です。全ての例文に音声が付いているので、サウンドマークをクリックして聞いてみてください。
目次
- 1. 中国語の自己紹介の最初は挨拶から
- 2. 中国語で「名前の名乗り方」
- 3. 中国語で「私は日本人です」の表現
- 4. 中国語で「大学名・学部名」を伝える
- 5. 中国語で「自分の職業」を伝える
- 6. 中国語で「自分の家族」に関して話す
- 7. 中国語で「年齢」に関して話す
- 8. 中国語で「趣味」について話す
- 9. 中国語で「中国語の学習歴」を伝える
- 10. 中国語で「なぜ中国語を学び始めたのか」を話す
- 11. 中国語で「住所」について話す
- 12. 中国語で「連絡先」を伝える・交換する
- 13. ビジネスの場面での中国語の自己紹介
- 14. 中国語の自己紹介で最後の挨拶の言葉
中国語の自己紹介の最初は挨拶から
中国語の自己紹介の「最初の挨拶」
人と出会って、中国語で自己紹介をする時、最初に行うのはまず挨拶です。
まずは、
相手が複数のときは、
自己紹介でのお辞儀と握手について
こうした時日本人はまずお辞儀をするかもしれませんが、中国にはこのような場面でのお辞儀の習慣はありません。ただ日本人といえばお辞儀ですので、お辞儀をしても違和感はありません。中国人は中国人で習慣的に右手を出し、握手をしようとするかもしれません。中国で初対面の挨拶は普通握手です。
中国語の「初めまして」について
また初対面の場面で日本人は「初めまして」の中国語訳、
を使いたくなるかもしれませんが、この中国語は日本語に合わせて作ったような中国語で普通は使いません。こうした時の「初めまして」は “你好”でいいのです。ただ最近はこの日本語から入ったのか、中国人どうしでも“初次见面”を言う人がたまにいるようです。
自己紹介をするために中国語の発音について知りたい場合は、「中国語発音講座」のページが参考になると思います。
中国語の自己紹介で「名前の名乗り方」
挨拶が終わったら、いよいよ自己紹介が始まります。まずは自分の名前を中国語で名乗る場面からです。
中国語でフルネームを名乗る
中国語でフルネームの自己紹介をする時は、“我 叫 ~”を使います。例えば、
となります。
中国語で苗字と下の名前を別々に名乗る
中国語で苗字と下の名前を別々に伝える言い回しは、“我 姓 ~。名字 叫 ~”となります。例文を見てみましょう。
というように表現します。
中国語で自分の名前の漢字を説明する
名前を伝える時はどういう漢字を使うかを説明するとすぐ覚えてもらえます。どういう漢字かを言わないと中国人の方から聞かれたりします。よく使う漢字や有名人の名前などを利用して説明できるようにしておきましょう。例えば、
となります。
※中国語の名前の名乗り方については、「自分の名前を中国語で発音・紹介しよう!【日本語名のピンイン変換ツール】」のページでも詳しく紹介しています。
また、上記のページでは、日本語の名前を入力すると、ピンインに変換できるようになっています。
中国語で「私は日本人です」の表現
日本人であることがわからない場所では「日本人である」と伝えます。
中国語の自己紹介で「大学名・学部名を伝える」
中国語の自己紹介で、大学名や学部名を言う場合は、
のように表現します。
中国語の自己紹介で「自分の職業を伝える」
中国語で「私は会社員です」の表現
中国語で「会社員です」の表現は、
のようになります。
中国語で「私は~で働いています」の表現
自己紹介で自分の職場について、「~で働いています」と言うときは、
のようになります。
中国語で「私は専業主婦です」の表現
自己紹介で自分が専業主婦であることを中国語で伝える時は、
のように言います。
中国語で自分が定年退職していることを伝える
自己紹介で自分が定年退職をして、現在は働いていないことを伝える時は、
のように表現します。
中国語の自己紹介で「自分の家族に関して話す」
次に場合によると家族について触れることもあります。日本ではプライバシーにかかわることは聞かないこともありますが、中国人はこうした方面にあまり遠慮がありません。
家族構成に関する自己紹介
家族構成について中国語で話すようなときは、
のように言います。
自己紹介で自分と実家の住所について話す
自分の実家の場所や現在の住所などを伝える時は、
のような表現があります。
年齢に関する中国語の自己紹介
公の場で年齢を言ったり聞いたりすることは日本では遠慮しますが、中国人はこうしたことへの配慮はあまりありません。中国語の自己紹介で年齢を言う場合は以下のように言います。
自己紹介で自分の年齢を伝える
中国語で「私は~歳です」という表現は、
のように言います。
また、年齢の特殊な表現として、
という言い回しもあります。
自己紹介で自分の年齢を秘密にしたいときの言い回し
年齢を秘密にしたい人は以下のように言います。
中国語の自己紹介で誕生日を言う
〇月〇日という誕生日を中国語で伝える時は以下のように言います。
(※中国語の日付に関しては中国語の曜日と日付」で詳しく説明してあります。)
※中国人が自分の誕生日を言う時は一般には太陽暦、つまり今日本で使っている暦と同じですが、時に太陽暦で言う人がいます。つまり日本では明治以前に使っていた暦で、太陽暦とは時間がずれます。誕生日を聞くと高校生でも太陰暦で答える人がいますので、必要があればどちらか確認するといいでしょう。たぶん両方を教わって育つのだと思われます。
中国語で自分の干支について述べる
具体的な年齢は言わなくても干支などを言うと親近感が増すかもしれません。また日本では血液型で盛り上がったりしますが、中国人は自分の血液型を知らない人が多いです。
(※中国の干支に関しては中国語の干支と十二支」で詳しく説明してあります。)
中国語の自己紹介で「趣味について話す」
自己紹介では趣味を伝えることが多いです。自分の趣味について中国語で紹介するときは、
中国語の自己紹介で「中国語の学習歴を伝える」
中国語での自己紹介なら自分の学習歴を伝えることもあるでしょう。
中国語で勉強した(している)期間を伝える
中国語で勉強した期間を伝えるには、
のようになります。
中国語を勉強し始めたばかりと伝える
自己紹介で自分は中国語を勉強し始めたところだと伝えるには、
のように言います。
中国語で「中国語を~年間勉強しているがまだ下手です」
自己紹介で自分は中国語を勉強してはいるが、まだ下手だと言いたいときは、
のように表現します。
中国語の自己紹介で「なぜ中国語を学び始めたのか」を話す
中国人がこうした自己紹介を聞けばなぜ中国語を始めたのかに興味が湧くでしょうから、自分が「なぜ中国語を学び始めたのか」を伝えるための中国語表現を紹介します。
「趣味が理由で中国語学習を始めた」場合の表現
中国語の勉強を始めた理由を伝えるには、
などと言います。
「仕事上の理由で中国語を学び始めた」場合の表現
仕事上の理由で中国語の勉強を始めた場合には、
のような言い回しがあります。
「夫が中国に赴任したので中国語を学び始めた」場合の表現
家族が中国に赴任したので中国語を学び始めた場合などは、
のように言えます。
「旅行に行きたいので学び始めた」場合の表現
旅行に行くために中国語を学び始めたと言いたいときは、
のような表現があります。
中国語の自己紹介で「住所」について話す
中国語で自己紹介をする中で、住んでいる場所を紹介する必要もあるかもしれません。そんな時は、住所の後に、その地域の特徴や名称を付け加えることで印象に残りやすくなります。例えば、
のような表現ができます。
中国語の自己紹介で「連絡先を伝える・交換する」
中国語でお互いの連絡先を伝える時などの表現は以下のようになります。
中国語で「携帯電話の番号について」話す
中国語で携帯電話の番号を聞くときなどは、
などと言います。
中国語で「メールアドレスを伝える」
中国語でメールアドレスを教える時の表現は、
などと言います。
ビジネスの場面での中国語の自己紹介
ビジネスの場での自己紹介では以下のようになります。
仕事先での中国語による自己紹介
たとえば仕事先で自己紹介をする時は、
などと言います。
名刺交換の場面の中国語
ビジネスの場面での自己紹介では、名刺を交換することも多いです。そんな時の中国語会話は、
などと言います。
中国語の自己紹介で最後の挨拶の言葉
さて最後に日本人なら「どうぞよろしくお願いします」を付け加えたいところですが、中国では本当にお願いすることがない限り、挨拶としての「どうぞよろしく」は言いません。本当にお願いするとは、たとえばこれから誰かのお世話になることがはっきりしている時などです。中国語で「どうぞよろしくお願いします」は、
と言い、この意味はまさに「たくさんの世話をしてください」ですから、上記のような状況ならぴったりなのです。ただ最近はこの言葉も中国の会社などで使われつつあるようです。つまりお世話になるかどうかはっきりしていない場面でも、挨拶・礼儀としてこの言葉が使われ始めているようなのです。ただ一般社会では使われません。自己紹介の挨拶の最後は「ありがとう」
を言えばいいでしょう。この最後の「ありがとう」、英語の影響なのか最近中国でよく聞きます。教養人なら言わなくちゃ、という雰囲気も感じますので使うことをお忘れなく。
(※中国語で「ありがとう」のページで、「ありがとう」に関連する言い回しや中国での使われ方など詳しく紹介してあります。)