中国などへの旅行で病気・事故・盗難などにあった時の中国語表現集
Tweetここでは中国大陸・台湾・香港など中国語圏で、病気・事故・盗難など思いがけないトラブルに遭遇した時に必要になる中国語表現を集めました。サウンドマークをクリックすると音声が流れます。
このページの他にも、当サイトでは旅行で使う様々な中国語表現を紹介しています。
『旅行で使う中国語表現集』(まとめページ)
目次
中国などで交通事故に遭遇した時の中国語表現
ケガをしていて意識があれば、あるいは同行の友人などが倒れていたら、日本の119番に当たる番号に電話をします。中国(大陸)は120か999、台湾は119、香港は999。この電話は無料ですが、現在中国では公衆電話が撤去されてしまっている場所が多いので、中国で使えるケータイを持っていなければ近くにいる人に助けを求めます。
“叫”は「呼ぶ」という意味。
“120”はyāo èr língと粒で読みます。
“受伤”は「ケガをする」。
中国の救急車は有料で、最初にお金を払わないと乗せてくれません。正規の救急車でないこともあるので、場合によってはタクシーを飛ばした方がいいかもしれません。
中国などでケガをした時の中国語表現
ケガや捻挫などで動けなくなり、ホテルなどに連絡する場合以下のように言います。
“扭伤”は「捻挫する・くじく」という意味。
“走不动”は「歩けない」。“走不动了”で「歩けなくなった」。
中国などで気分が悪かったり発熱した時の中国語表現
体調が悪かったり熱が出て、ホテルで薬局や病院を紹介してもらう時には以下のように言います。
“有点儿”は「少し」。
中国などで風邪にかかったり喉が痛い時の中国語表現
中国などで忘れ物をしたり盗難に遭った時の中国語表現
“丢”は「なくす」。
“跟~联系”で「~と連絡を取る」。
“抢”は「奪う・引ったくる」。
“报警”は「警察に通報する」。“打110”と言ってもかまいません。
中国などの緊急時の電話番号(警察と消防)
中国 | 台湾 | 香港 | |
---|---|---|---|
警察 | 110 | 110 | 999 |
救急車 | 120 999 | 119 | 999 |
火事 | 119 | 119 | 999 |
そのほかのトラブル時の中国語表現
旅行先でのトラブルはほかにもいろいろ。
“管用”は「役に立つ」。
“大小”は「サイズ・大きさ」。
中国などでトラブル、特に危険な目に遭わないための注意点
海外の人がよく「日本は安全だ」と言います。逆に言うと中国を含めて海外はおそらくどこも日本ほど安全ではありません。日本の感覚で過ごすと危険な目に遭う可能性が高くなります。以下にどんなことが危険かを挙げます。
1)見知らぬ他人が親切そうに近づいた時
中国人は基本的に自分と関わり合いのない他人には不親切・冷淡です。日本のように旅先で見知らぬ他人どうしがおしゃべりに花を咲かすということはあまりありません(まったくないわけではありませんが)。特に外国人と見て近づいてきた人には用心した方がいいでしょう。
2)おしゃれな格好、高価な装飾品を身に着けて歩くことについて
海外でもおしゃれして歩きたいと思うかもしれませんが、見るからに高価な装いは「私はお金を持っていますよ」アピールになります。ツアー旅行ならともかく個人旅行では極力地元の人に紛れ込むことが大切です。
3)農村部には一人では行かない
北京や上海など大都会は警察官があちこちに立っていますし、テロなども警戒していますので一人旅も基本大丈夫ですが、外国人があまり行かない農村部の一人旅は危険です。特に日本人など外国人であることがすぐわかってしまう格好での旅行は危険です。私の知り合い(日本人男性)は流暢な中国語を話す人ですが、農村など地方を旅行する時は髪の毛をあまり洗わず寝ぐせをつけるようにする、と言っていました。朝シャンをしたサラサラの髪の毛は、農村部では一目で外国人とわかってしまうからです。
4)警察官などが近づくトラブルに巻き込まれたら中国語を使わない
警察官など役人がかかわるトラブルに巻き込まれたら、中国語を使わず日本語か英語を使って外国人であることをアピールしましょう。丁重に扱ってもらえます。中国の役人は中国人に厳しいのです。