「いくらですか?」などの買い物で使う中国語表現集
Tweet中国で買い物をする時に必要になってくる中国語を集めてみました。「いくらですか?」「あれがほしい」「安くして」「試着できますか?」などなど。サウンドマークをクリックすると音声が流れます。
中国のお金の単位やお金に関する表現については、「中国のお金の単位」のページで詳しく紹介しています。
中国語による数字の表現については、「中国語で数字の表現」のページで詳しく紹介しています。
中国語の発音については、「中国語発音講座」のページで詳しく紹介しています。
目次
- 1. 中国語で「これいくらですか?」
- 2. 合計の値段を聞く時の中国語
- 3. 中国で値引き交渉は当たり前
- 4. 市場で野菜や果物を買う時の中国語
- 5. 中国語で「包装してくれますか?」
- 6. 中国語で「現金で支払います」
- 7. 中国語で「ちょっと見てるだけです」
- 8. 中国語で「お気をつけて」
中国語で「これいくらですか?」
お店に入り、気に入ったものを見つけ値札がない時は店員さんに「これいくらですか?」と聞きます。この中国語は“这个多少钱? Zhège duōshao qián?”です。
たくさんあって、そのうちの一つの値段を聞きたい時は“多少钱一个? Duōshao qián yí ge?”(1ついくらですか?)となります。
もし品物が薄っぺらい紙のようなものだったら“多少钱一张? Duōshao qián yì Zhāng?”(1枚いくらですか?)になります。魚なら“一条 yì tiáo”(1匹)、洋服なら“一件 yí jiàn”(1着)とモノによって使う量詞は変わります。
中国語の量詞について詳しくは、「画像で覚える中国語の量詞」のページで紹介しています。
合計の値段を聞く時の中国語
合計の値段を聞く時の中国語は“一共多少钱? Yígòng duōshao qián?”(全部でいくらですか?)と言います。
中国で値引き交渉は当たり前
高いなあと思ったら値引き交渉です。特に観光地のお土産屋さんなどでは値引き交渉含みで値段がつけられていることが多いので、頑張らないと10倍くらいの値をふっかけられます。この値段交渉は中国人の楽しみでもあるのだろうと私は感じています。このゲーム、一緒にノって負けさせましょう。
「もっとおまけしてよ」の中国語は“能不能再便宜点儿! Néng bu néng zài piányi diǎnr!”です。
最初は冷淡に“不能再便宜了。Bù néng zài piányi le.”(これ以上まけられないよ)などと言われますが、こんなことで引いてはいけません。
“我买两件,一件三百块怎么样? Wǒ mǎi liǎng jiàn,yí jiàn sānbǎi kuài zěnmeyàng?”(2着買うから1着300元でどう?)と、「オッ2着買ってくれるのか!」のように相手の欲をかき立てるのがコツです。
市場で野菜や果物を買う時の中国語
市場で野菜や果物などを買う時の中国語は“这个怎么卖? Zhège zěnme mài?”(これ、どういうふうに売っているの?)です。
要するに量り売りの場合で、一般には「1斤(500グラム)いくら?」という意味です。市場などではグラムでなく斤(きん)を使います。
中国でもいまやどこにでもスーパーはありますが、市場も依然人気です。どっちの方が安くて新鮮かは人により意見はいろいろです。
山積みの野菜を売っている市場のおじさんやおばさんに“这个怎么卖?”と聞くと、 “両块一斤。liǎng kuài yì jīn.”(1斤2元)などと答えてくれます。中国では食料品はとても安いです。
中国語で「包装してくれますか?」
プレゼントを買ってラッピングしてほしいなあと思ったら「包装してくれますか?」と聞きます。中国語では、“请帮我包装一下。 Qǐng bāng wǒ bāozhuāng yíxià.”(私のために包装をお願いします)と言います。
一般に高級品はおしゃれな箱などに入っています。ちょっとしたものでも素敵にラッピングするという発想は中国人にはありません。包装が素敵なのに中身が安物だとかなりがっかりされるので気をつけましょう。「気は心」は中国では通じません。包装を頼むのは、中身が立派かつ包装がないと汚れそうなど理由がある時だけです。
中国語で「現金で支払います」
支払いの時、中国語で“信用卡还是现金? Xìnyòngkǎ háishì xiànjīn?”(クレジットカードですか、それとも現金?)と聞かれて、「現金で支払います」と言う時は“我付现金。 Wǒ fù xiànjīn.”です。
「小銭がなくて、おつりいただけますか?」の中国語は“我没有零钱,能找开吗? Wǒ méiyǒu língqián,néng zhǎo kāi ma?”と言います。
「3元のおつりです」の中国語は “找你三块。 Zhǎo nǐ sān kuài.”と言います。
中国ではいまやスマホ決済が主流で現金派は少数ですが、外国人の場合スマホ決済はまだとても不便。現金を使うしかありません。クレジットカードは悪用されないか心配ですが、名の通ったデパートなどでは大丈夫でしょう。
中国語で「ちょっと見てるだけです」
お店に入って、中国語で“您看点什么? Nín kàn diǎn shénme?”(何を見ているんですか?→何かご入用ですか?)と聞かれ、特に買いたいものがない時は “我随便看看。 Wǒ suíbiàn kànkan.”(ちょっと見ているだけです)と言います。そうすればお店の人はほっといてくれます。
気に入ったものがあって「試着していいですか?」の中国語は“可以试穿吗? Kěyǐ shìchuān ma?”と言います。
ちょっと大きすぎ、一回り小さいのがほしい時は“有比这件小一点儿的吗? Yǒu bǐ zhè jiàn xiǎo yìdiǎnr de ma?”(この服より少し小さいのはありますか)と言います。一回り大きいのがほしい時は“小xiǎo”ではなく“大dà”を使います。
中国語で「お気をつけて」
中国でも、買い物が終わると“您慢走! Nín màn zǒu”(お気をつけて)などと声をかけてくれるお店が増えてきました。
まだつっけんどんな物言いだったり、声をかけてもろくに返事もしないお店もありますが、中国もだいぶ変わってきました。中国らしさがなくなって寂しいくらいです。「お客様は神様です」は日本だけでいいのに…と思ったりもします。