道を聞くときの中国語表現集
Tweetここでは旅行先で使う中国語のうち「道を聞く」時に使う中国語表現を集めてみました。サウンドマークをクリックすると音声が流れます。
このページの他にも、当サイトでは旅行で使う様々な中国語表現を紹介しています。
『旅行で使う中国語表現集』(まとめページ)
目次
中国語で「道を聞く」ときの注意点
旅行者がガイドを伴わずに外国を歩く時、何回か必ず現地の人に道を聞くことになります。中国圏の人はそうした時親切に教えてくれるのでしょうか。一般には親切ですが、近くに警察官がいれば一番安心です。日本のお巡りさんのような親しみやすさはありませんが(大陸の場合)ちゃんと教えてもらえます。
そうでなければ相手を見て、忙しくなさそうな、親切そうな人をさがします。
観光客でにぎわう観光スポットなどで、ちょっと聞いただけなのにいろいろ教えてくれる人にも出会ったりします。日本人は一般に何ら警戒心を抱きませんが、中国の場合犯罪に結びつくことがよくあるので要注意です。犯罪者が外国人観光客にターゲットを絞って網を張っていることがあるのです。
中国で(というか海外で)見知らぬ人が馴れ馴れしく近づいてきたら、「ちょっと危ないかも」と自分に警戒信号を発しておくことが大切です。
「道を聞く」ときの中国語会話
道を聞く時の基本パターンをいくつか紹介しましょう。
中国語で道を聞く……パターン1
「〇〇にはどう行くか」は「〇〇に行くにはどう行くか」と言い、動詞“去”を入れて聞きます。
中国語で道を聞く……パターン2
“几路车”の“路”は「ルート」「路線」を表し、バスのルートや路線に使います。
バスの支払いは「小銭」「カード」「スマホ決済」の3種類の方法があり、スマホ決済ができない外国人は、交通カードを買っておくと便利です。
中国語で道を聞く……パターン3
“几号线”の“线”も「ルート」「路線」を表しますが、こちらは電車や地下鉄のルートや路線に使います。
中国語で道を聞く……パターン4
中国語で道を聞く……パターン5
“去”も“走”も「行く」ですが、“去”は後ろに目的語を持つことができ「(ある場所に)行く」という意味です。“走”は後ろに目的語を持つことはできず「(そこを離れて)行く」という意味です。
中国語で道を聞く……パターン6
「〇〇に△△がある」という存在を表す文型は必ず「場所(〇〇)+有+存在物(△△)」となります。
中国語で道を聞く……パターン7
中国人、特に北京人に道を尋ねるとしばしば「東西南北」で答えます。日本人は一般に街中での東西南北はわからないので、上記のように聞いて教えてもらうことになります。
また日本人はしばしば地図を見せて道を聞きますが、一般の中国人にはそうした習慣がないようで「見てもわからない」と言われてしまいます。
人に道などを尋ねる時日本人はまず「すみません」と声をかけます。こうした時中国人は「すみません」にあたる“请问”(お伺いします)や“麻烦您”(お手数かけます)はあまり使わず、一般に親族呼称を使います。
たとえば相手が自分の母親くらいの年配女性なら“阿姨”(おばさん)、老人なら “老大爷”(おじいさん)、“老大娘”(おばあさん)などと呼びかけます。ただこの呼びかけ方は外国人にはなかなか難しく、また中国人の方でも外国人からこう呼ばれるのはやや違和感があるので、「すみません」系の“请问”や“麻烦您”でいいでしょう。
「道を聞く」ときに使う中国語単語集
日本語 | 中国語 | ピンイン | 発音 |
---|---|---|---|
道路 | 马路 | mǎlù | |
交差点 | 十字路口 | shízì lùkǒu | |
大通り | 大街 | dàjiē | |
歩道橋 | 天桥 | tiānqiáo | |
駅・停留所 | 车站 | chēzhàn | |
地下鉄 | 地铁 | dìtiě | |
バス | 公交车 | gōngjiāochē | |
歩道 | 人行道 | rénxíngdào | |
歩行者天国 | 步行街 | bùxíngjiē |