Siriと中国語で話してみよう! 【iPhone,iPadでの設定方法】
iPhone,iPadではSiriと中国語で会話をすることができます。ちょっとしたお遊び感覚ですが発音のチェックができて面白いかもしれません。
ここではSiriの設定方法を紹介します。
Siri(中国語)の設定方法
「設定」を押します。
「設定」の画面を開いたら、「Siri」を押して、
「言語」を開きます。
「日本語」にチェックが付いていると思いますが、「中国語(北京語-中国)」に変更します。
左上の「Siri」を押して1画面戻ると、「言語」の欄が「中国語(北京語-中国)」に変更されています。
ホームボタンを長押ししてみると、Siriの画面が中国語になっています。
※(参考)Siriの音声を消す方法
Siriの音声を消したいとき(文字だけになります)は、設定の中の「音声フィードバック」を変更します。
初期状態では「常にオン」になっています。
「着信スイッチで制御」にチェックを入れると、着信スイッチで音声のオンオフができます。
「ハンズフリーのみ」にチェックを入れると、「Hey Siri」を使用しているときとヘッドフォンやイヤホンなどを使用しているときのみ音声が出るようになります。
実際にSiriと中国語で会話してみる
これで設定ができました。少しSiriと中国語で話してみましょう。
ホームボタンの長押しでSiriの画面を開きます。
下にマイクマークが出ているときは話しかけても反応しません。マイクマークを押すと、
このように下の部分が虹色のマークに切り替わるので、この状態でSiriに話しかけると反応します。
你好と話しかけてみます。
Siriからも你好と返ってきました。右上に表示されているのがSiriが認識したこちらの声で、太文字で中央左上から表示されているのがSiriの受け答えです。
Siriが判断したこちらの音声を、編集することができます。
ためしに「您好」に変更してみます。
「完成」を押すと、Siriの応答も変更されました。
中国語学習でのSiriの使い方
中国語学習にSiriが使えるか試してみたら…
中国語版Siriはこちらが中国語で聞くと中国語で反応してくれます。たとえば年齢を聞くと「あなたと同じよ」なんていうおしゃれな反応が返ってきます。ところが「北京のおすすめの観光地は?」なんて聞いても、まるでとぼけたように訳の分からない反応が返ってきます。いろいろ聞いてみましたが、データとして入っているらしい内容はきわめて詳しくスラスラと答えてくれますが、思考力や価値観がからんだ問いかけには、素直に「わかりません」と言えばいいものを、空っとぼけて訳の分からないたわごとを並べ立てます。この点完成度いまいちです。
でもこれ中国語学習に使えます。
吹き込んだ中国語が文字になって表れますので、発音が悪いとおかしな中国語になってしまいます。試しに四声めちゃくちゃな中国語で話しかけてみたら、意味不明な中国語が画面に出てきました。つまり…自分の発音チェックに使えます。試してみてください。自分が言ったはずの中国語が画面に現れなければ、それはsiriがおバカなのではなく…あなたの発音が悪いのです。
Siriとの中国語会話の例
いくつか試してみたものを掲載します。
Siriに中国語が喋れるかどうか聞いてみました。
こういう用意されている受け答えはきちんとしてくれます。
Siriに性別を聞いてみました。
性別はないそうです。
Siriに北京の天気を聞いてみました。
天気の話は得意みたいです。
いかがでしたか? たまにはこういう学び方も楽しいですよね。
近い将来、もっとSiriが進化したら、会話の練習にすごく役立つツールになるかもしれません。