書き順アニメーションで覚える簡体字２　日中の字体の差が中くらいのもの

つちへんに「　」。このタイプはみなこの形になる。“杨”yáng（苗字）、“扬”yáng（上がる）など。似た字に「易」があるが、こちらは変わらない。“易”yì（容易である）。

東西南北のうち東だけが日中で異なる。ちなみに“东西”はdōngxiと読めば「もの」の意味になる。また「東西南北」は中国では普通“东南西北”dōng nán xī běiという。練は右側が「東」だが、簡体字は练liànとなるので注意。

日本語の「練」はいとへんに「東」だが、中国語ではまずいとへんが「　」のように簡略化され、つくりも「東」の簡体字ではない。「　」と複雑な形になる。

この字は思いもよらない書き順で書くので面白い。“长”zhǎngと読むと「年長である」等の意味になる。

この簡体字では右側のふるとり「　」が消える。一般にふるとりを持つ漢字の簡体字はふるとりが残る。たとえば「雄」は“雄”xióng、「雇」は“雇”gù、「集」は“集”jí、「雛」は“雏”chú。ふるとりの形が日中で微妙に異なる。真ん中の上の点が日本語は右から左にふってあり、中国語は左から右にふってある。

「鳥」の簡体字は上の線も下の点も省略された形になる。烏は鳥と比べ上が日ではなく口になっていて一画少ないが、中国語の乌wū（カラス）も鸟に比べると一画少ない。

背は当用漢字。

右側の中が異なる。

乗は当用漢字。

旧字体（繁体字）も日本の同じ「骨」。簡体字は上の中が左右逆になる。

中国語は下が突き抜けている。

「蔵」は当用漢字。

「両」は当用漢字。

簡体字、日本の漢字ともに簡略化したもの。

右側の複雑な部分が「只」になる。

臣の字が簡略化されている。

繁体字（日本における「旧字体」）は擇

「木」が「ホ」になる。

「さんずい」が「にすい」になる。

下部分が簡略化されている。

「ハ」がくっつく