中国語学習ハンドブック 改訂版
『中国語学習ハンドブック 改訂版』は、中国語学習者が知りたい中国語や中国社会、中国文化に関わるすべてが網羅されていると言っても過言ではありません。文法や発音はもちろんのこと、たとえば数式の読み方、町の標語、敬語、ことわざ、都市の愛称など、およそ外国人が知りたがるものはなんでもこの一冊に入っています。このページでは、『中国語学習ハンドブック 改訂版』のレビューとこの本を使った学習方法について書いていきます。
目次
『中国語学習ハンドブック』の基本情報
タイトル | 中国語学習ハンドブック 改訂版 |
---|---|
著者 | 相原茂 |
出版社 | 大修館書店 |
ページ数 | 324ページ |
価格 | 2,376円(税込) |
出版年月日 | 1996年3月1日(改訂版) |
音声 | 無し |
色 | 白黒 |
難易度 | 初心者~上級者 |
ジャンル | 全般的な基礎知識 |
※旧版の出版年月は1988年6月。
『中国語学習ハンドブック』の内容紹介
2.語彙と語法全般について
3.挨拶や標語・親族呼称・ボディランゲージなど言語表現全般について
4.現代文学や音楽・映画・芸能など中国の文化芸術全般について
5.食生活や住居・政治機構など社会全般について
6.古典中国語について
など、中国語と中国社会全体について6項目に分けて説明されており、コンパクトな中国語学習百科事典になっている。
『中国語学習ハンドブック』の対象読者
中国語を習いたての人から上級者まで全学習者を対象としている。
『中国語学習ハンドブック』を使った勉強方法
初この本に書かれていることは、ほとんどの学習者が中国語学習の過程で「これ中国語でどう言うんだろう?」などと疑問に思ったことがあるはずだ。たとえば「中国語に敬語はあるのかな?」とか「この記号は中国語でどう読むんだろう?」などなど。どんな疑問を抱いてもおおよそそれに対する答えが書かれている、と言っても過言ではない。執筆者が学習過程で、あるいは教学過程で出くわした問題を可能な限り網羅したに違いない。
(※参考:「中国語の勉強法」)
『中国語学習ハンドブック』の学習効果
手元に置いておけば何かで困った時、疑問がわいた時すぐ探すことができる。ついでに他の情報も目に入ってつい読んでしまえば、それだけ中国・中国語に関する知識が増える。中国語学習へのメリット大である。
『中国語学習ハンドブック』のおすすめポイント
便利のひとことに尽きる。
『中国語学習ハンドブック』の残念なところ
改訂版が1996年である。古い! この20年で中国はどれだけ変化したことか! パソコン関係がまったく入っていないのも時代を感じさせる。新しい中国語学習ハンドブックが切実にほしい。