NHKラジオ「まいにち中国語」
NHKラジオ「まいにち中国語」は、NHKのラジオ番組ですが、同名のテキストやCDなどが出ており、そちらでも学習できるようになっています。このページでは、それらのレビューと、学習方法について紹介していきます。
目次
NHKラジオ「まいにち中国語」の基本情報
タイトル | まいにち中国語 |
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出演者 | 放送期間によって変わります (2017年11月現在の講師は陳淑梅) |
放送局 | NHKラジオ第2 |
放送時間 | 月曜日~金曜日 午前8:15~8:30 |
放送時間 (再放送) | 同日 午後10:30~10:45 |
放送時間 (再放送) | 日曜日(5回分) 午前11:00~午後0:15 |
タイトル | まいにち中国語 |
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出版社 | NHK出版 |
ページ数 | 130程度 |
価格 | 486円(税込) |
価格 (電子書籍版) | 410円(税込) |
出版年月日 | 毎月中旬 |
音声 | 雑誌には付いていない。ラジオを聴くかネットで聴くかCDを購入する必要がある。 |
色 | 最初の数ページのみカラー。あとは白黒。 |
難易度 | 初心者~ |
ジャンル | 中国語の全般的な基礎学習 |
※テキスト(雑誌)のタイトルは、「NHKラジオ まいにち中国語 2017年11月号」のように、年月が入っています。
音声を聞く方法は4種類あります。
1. ラジオを聴く(再放送含む)……無料
2. インターネットで聴く(放送後1週間まで)……無料
3. CDで聴く……有料
4. 音声ファイルでPC・スマホなどで聴く……有料(NHKのウェブサイトから購入)
テキストを読む方法は2種類あります。
1. 雑誌で読む。
2. 電子書籍で読む。
NHKラジオ「まいにち中国語」のラジオ番組の内容紹介
初級レベルの中国語を発音から学びます。新しく編集されたテキストを使う場合と、以前使ったテキストの再放送の場合があります。
2017年の10月から2018年3月までは、2016年4月から9月までの内容の再放送になっています。
放送時間
月曜から金曜までの午前8時15分から30分まで、毎日15分の放送があり、その日の午後10時半から10時45分まで再放送が聞けます。日曜日の午前11時から午後0時15分まで計75分は、その週の全内容、要するに5日分の内容がすべて放送され聞くことができます。
月曜から木曜日は毎日異なる内容、金曜日は前4日間の復習に当てられます。
ネットで聞く
上記のような正規の放送以外に「NHKラジオ らじる★らじる」というネット上のサイトで、放送後1週間以内ならいつでも同内容を聞くことができます。このサイトでは出席簿をつけたり、テストをしたり、学習管理をしながら学ぶことができる仕組みになっています。
「声調確認くん」で声調チェック
またパソコンやスマホ、タブレットでは「声調確認くん」というアプリを入れることで、自分の声調が模範音声と同じかどうか、表示される波形で確認することができます。
本文内容
1課から10課、つまり1日目から10日目までは発音に当てられ、11課から本文に入っていきます。
なお、11課~20課の内容は以下のようになっています。
11課……“是”を使った構文
12課……名前の言い方
13課……指示代詞と“是”を組み合わせた文
14課……疑問詞疑問文
15課……復習
16課……選択疑問文
17課……連動文
18課……副詞と“是”を組み合わせた文
19課……“喜欢”(好きです)を使った動詞述語文
20課……復習
課の内容
課の中の構成は以下のようになっています。
1. 重要文法項目の説明と例文の読み
2. その項目を使った中訳問題
3. その項目を使った簡単な会話
4. 発音のコツ
5. 「こんな場面で使ってみよう」というコラム名での応用表現練習
6. 正しい答えを選ぶ練習
講師の役割
講師は日本語で説明し、中国語の部分の発音を男女二人の中国人が担当しています。
NHKラジオ「まいにち中国語」を使った勉強方法
何時からの放送を聞くか、あるいは何時から勉強を始めるか決めましょう。勉強とは習慣です。この習慣を設定し、後は続けること。
スケジュール表のようなものを作って、勉強をした日は印をつけてもいいでしょう。ビジュアル的に達成感を自分に与えます。続きさえすれば少しずつ中国語がわかってくる、あるいはできるようになるのがわかるでしょう。
NHKラジオ「まいにち中国語」による学習効果
ラジオ、ネットなどを組み合わせると至れり尽くせりの工夫がなされ、意志さえ強ければこれだけで中国語初級はマスターできる作りになっています。
NHKラジオ「まいにち中国語」のおすすめポイント
1日15分で1週間毎日、間に復習を2回入れるという作りで、ラジオもしくはネットを見るということを習慣化さえすれば、お金をかけずに中国語の基礎的な構造をマスターすることができます。
NHKラジオ「まいにち中国語」の残念なところ
CDを購入するならいいのですが、ラジオやインターネットで聴く場合は、中途半端なところからのスタートになってしまうかもしれません。また、テキストは雑誌として販売されているため、バックナンバーの中にはところどころ手に入りにくいものもあります。