中国語の挨拶
「中国語の挨拶」では、朝晩の挨拶、歓迎の挨拶、食事の挨拶など、よく使われる挨拶を中心に紹介しています。それぞれの挨拶のシーンについて、類似表現や状況に応じた言い回し、マナーなどを説明しています。
中国語の挨拶について全般的にざっくりと知りたい場合は、「中国語の挨拶160 場面別の表現集」のページから見てみるのがおすすめです。
それ以外のページでは、各場面での挨拶表現や文化的背景についてさらに詳しく紹介しています。
挨拶をするために中国語の発音について知りたい場合は、「中国語発音講座」のページが参考になると思います。
中国語で挨拶をする際のポイント
日本語の挨拶と中国語の挨拶では使われ方がやや違います。日本語の挨拶が割と固定化されているのに対して、中国語の挨拶は固定化されていません。日本語の場合、人に会えば「こんにちは」、朝なら「おはよう」、夜なら「こんばんは」、出かける時は「行ってきます」、帰れば「ただいま」、食事の前は「いただきます」、食事が済めば「ごちそうさま」……と、「その挨拶ならこういう場面」「この場面ならこの挨拶がしっくりくる」というのがあります。
ところが中国語の挨拶の場合、日本語ほどはっきりと「この場面にはこの挨拶」とは決まっていません。中国語にこういう挨拶がないとは言いませんが、こんなに固定化されていないんです。その場に合わせてそれなりの言い回しをすることになります。例えば、「いただきます」にぴったりと合う中国語訳はありません。そのため、「わあ、おいしそう」などを意味する言葉で代替することになります。あるいは、「ニーハオ」という挨拶は農村で隣の人に使うことはまずありません。ほかの様々な呼びかけなどを使います。ではどのような言い回しであれば自然な中国語になるのでしょうか? それを下記の一つ一つでご紹介します。