様態補語 【中国語文法】
様態補語
様態補語(状態補語とも言います)は動詞や形容詞の後ろに
を置き、動作の状態や性情について後ろから説明します。訳:
彼は走るのが速い/彼は足が速い
訳:
王先生は話し方がはっきりしている
つまり
主語+動詞+
+ 様態補語( +形容詞)という形になります。は形容詞述語文と同じで一般に不可欠ですが、「とても」という意味になるとは限りません。「とても」の意味がなくても入れる必要があります。
否定と疑問の表し方
否定は
を使い、様態補語の前に置きます。この時 は消えます。訳:
彼は走るのが遅い/彼は足が遅い
×
訳:
王先生の話し方ははっきりしない
×
疑問は最後に
をつけるか、補語の部分で反復させます。この時 は消えます。訳:
彼は走るのが速いですか?
訳:
彼は走るのが速いですか?
訳:
王先生の話し方ははっきりしていますか?
訳:
王先生の話し方ははっきりしていますか?
動詞の後ろに目的語、つまり名詞が来る時はどうするか?
つまり
(王先生は中国語を話す)という形に様態補語を入れる時(その話し方はどうか)は以下のような形になります。全部で3タイプあります。
1.
訳:
王先生は中国語を話すが、その話し方ははっきりしている
主語+動詞+目的語+動詞+様態補語(
+ +形容詞)2.
訳:
王先生は中国語をはっきり話す
主語+目的語+動詞+様態補語(
+ +形容詞) このタイプは要するに最初の動詞を省略しているのです。
3.
訳:
王先生の中国語は話し方がはっきりしている
主語+
+目的語+動詞+様態補語( + +形容詞)なぜ動詞が目的語を取るとこんなに複雑な形にしなければならず、
×
となれないか、と言うと、
は動詞の後ろにしか置けないからなのです。そこでなんとか前に動詞を持ってくるようあれこれ工夫した結果が上の3つの型です。練習問題
下の単語を用いて以下の文を作ってください
問題:
単語:
正解:クリックして正解を見る