数量表現 【中国語文法】
中国語の数量表現
中国語の数量表現にはたとえば、「何回中国に行った」の「何回」、「何時間寝た」の「何時間」など動作の回数(動量)や時間の量(時量)があります。動量、時量ともに動詞の後ろに置きます。
訳:
私は北京に2回行った
訳:
私は毎日7時間寝る
が動量、 が時量です。
「動詞+目的語」の場合の数量表現
動詞だけでしたら後ろに数量を置けばいいのですが、動詞の後ろに目的語がある時、数量表現はどこにおけばいいでしょうか?やややっかいですが、めんどうでも腰をすえて読んでみてください。資格試験などによく出題されます。
≪動量の場合≫
1.目的語が一般的なもの
動詞+動量+目的語
訳:
私はマントーを一度食べたことがある。
2.目的語が代詞
動詞+目的語+動量
訳:
私は一度あなたに会ったことがある
≪時量の場合≫
以下2パターンがありますが、どちらを使っても大丈夫です。
1.動詞をくりかえすパターン
動詞+目的語+動詞+時量
訳:
私は中国語を3年学んだ
2.時量を目的語の前に置くパターン
動詞+時量+(的)+目的語
訳:
私は中国語を3年学んだ
数量表現の否定
否定は動量、時量ともに
です。訳:
この映画を私は3回は見ていない
訳:
私は1週間は休んでいない
いろいろな動量詞
動量詞には上に挙げた
などがあります。それぞれの特徴は以下のとおり。(動作の回数を表す)
(初めから終わりまで通しての1回を表す。「一通り」)
(行き来する回数を表す。往復であることが含意されている)
(食事や叱責などの回数を表す)
時量と動量が並ぶ時の順序
時量が前です。
訳:
私は1年に3回中国に行く。
緑マークが時量、 青マークが動量です。
時量を尋ねる疑問詞
「どのくらい?」と時量を聞く時の疑問詞には
などを用います。どちらを使っても大丈夫です。訳:
あなたの家から会社まではどのくらいの時間がかかりますか?
練習問題
下の単語を用いて以下の文を作ってください。
問題:
単語:
正解:クリックして正解を見る