連体修飾語と連用修飾語 【中国語文法】
修飾語
修飾語とは文の中で他の語句の内容などに説明を加える語句のことです。修飾語には2つあり、名詞を修飾するものを「連体修飾語」、動詞や形容詞を修飾するものを「連用修飾語」と言います。
上に挙げたもので□で囲まれた部分が連体修飾語です。被修飾語(修飾された方)が残りの部分です。連体修飾語は被修飾語の前に置きます。
上に挙げたもので□に囲まれた部分が連用修飾語です。被修飾語は下線部です。連用修飾語もまた被修飾語の前に置きます。
的と地
名詞、形容詞、動詞が名詞を修飾する時、つまり連体修飾語になる時は“的”deを必要とします。(名詞が名詞を修飾する時“的”をつけないこともあります)
□に囲まれた部分が連体修飾語です。
一方形容詞や動詞が連用修飾語になる時は“地”deをつけます。
□に囲まれた部分が連体修飾語です。
いずれもdeという同じ音なので紛らわしいですが、漢字が異なるので気をつけてください。
連体修飾語と“的”
1.“的”が省略される時
“的”は日本語では「の」と訳されますが、では「の」がつくと常に“的”をつけるかというとそうとは限りません。上の例にあるように“中国留学生”(中国人の留学生)のように連体修飾語と被修飾語が緊密に結びついている場合は“的”はつけません。
連体修飾語と中心語が緊密に結びついている時“的”は省略する
次も“的”は省略されます。
人称代詞が修飾語で、中心語が所属集団や人間関係の時“的”は省略する
1音形容詞も“的”が省略されることが多い
*逆に2音節形容詞は基本的に“的”をつける。
2.“的”の後ろの被修飾語を省く時
“的”の後ろの被修飾語が何か文脈からわかる時はそれを省くことができます。これは日本語も同じですね。「私の(バッグ)取ってくれる?」なんて言いますね。
練習問題
以下の文またはフレーズで□の中が連体修飾語の場合は○を連用修飾語の場合は△をつけてください。
問題:
単語:
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