中国語文法
まずは基本的なレベルをしっかりと
ここでは中国語を一人でゼロから学ぶ方を対象に、中国語文法のうち基本的なレベルの内容を学んでいきます。大学の第二外国語で学ぶなら最初の2年間の内容に相当します。中国語検定試験でいうなら準4級~3級までの内容ですが、2級以上を目指す人にとっての文法の基礎でもあります。
基礎レベル54項目…「これだけは知っておきたい」内容がシンプルに
全部で54項目入っています。いずれも「これだけは知っておきたい」という内容をできるだけシンプルにコンパクトに収め、「文法の参考書は見ただけで嫌になる」という気分にならないよう考えました。また各項目にはすべて練習問題が入っていますので、読むだけでなくこの練習問題をやって内容がわかったかどうか確認しておいてください。
中上級レベルはより深く詳しく学ぶ
では基礎の上の文法とは何かというと、さらに多くの文法項目があるというより一般には基礎文法項目をさらに深く、詳しく学んでいくということです。ですからここで学ぶ基礎レベルをまずはしっかり身につけてください。
中国語の難しさは語彙にある
つまり中国語文法とは初級者にとっても中上級者にとってもさほど違いがあるわけではなく、むしろ中国語の難しさは語彙の中にあります。文法は初級レベルしか学んでなくても、語彙、単語をたくさん覚え、その意味や動きを知っていれば中国語の世界はかなりのレベルまで楽しむことができます。
ただし文法は文法で学べば学ぶほど面白いですから、深く学びたい方は文法の専門書を読んでみてください。
また、当サイトの中国語単語には難易度別に3段階に分類した単語1200が収録されています。これらの単語にはそれぞれ用例もついていますが、その用例がどのような構文で作られているかなど主要な文法項目が記されており、そこをタッチするとその簡単な説明が出てきます。文法の把握にこちらにも目を通してみてください。
当サイトではいずれ各コーナーとリンクさせ一層便利に
中国語スクリプトではウェブの特長をできるだけ生かし、学習者が「楽しみかつ便利に学べる」というのがモットーですから、いずれ中国語検定学習欄の語順や穴埋め問題等でも、それらの文法項目とこの文法講座をリンクさせたいと思っています。
目次
- 指示代詞と人称代詞
- 是構文
- 名詞述語文
- 所有を表す動詞「 」
- 動詞述語文
- 主述述語文
- 否定の「 」と未然の「 」
- 連体修飾語と連用修飾語
- 二重目的語の文
- 選択疑問文
- 疑問詞疑問文
- 不定の意味を持つ疑問詞
- 「~ 」疑問文
- 語気助詞「 」
- 連動文
- 存在の「 」
- 存在を表す動詞の「 」
- 形容詞述語文
- 部分否定
- 動詞の重ね型と形容詞の重ね型
- 介詞文(1)
- 介詞文(2)
- 副詞(1)
- 副詞(2)
- 副詞(3)
- 助動詞(1)能力や許可を表す助動詞
- 助動詞(2)願望や意欲を表す助動詞
- 助動詞(3)蓋然性を表す助動詞
- 進行形
- 持続の「 」
- 完了の「 」
- 語気の「 」
- 経験の「 」
- 程度補語
- 様態補語
- 結果補語
- 方向補語
- 方向補語の派生義
- 可能補語
- 量詞
- 数量表現
- 比較
- 把構文
- 受け身文
- 使役文
- 存現文
- 「 」構文
- 禁止と命令
- 強調表現
- 疑問詞の呼応表現
- 複文と関連詞
- 反語文